11月6日(日)ぽこフェス!2022

快晴の天気に恵まれ、ぽこフェス2022本番当日を迎えました。
1200席は完売!ありがたやありがたや。もう始まる前からドキドキです!
さあ、今日のブログはコンサートの様子を表も裏も全部まるっと振り返っちゃいますよ!

さて、開演は15時からですが朝8時過ぎからメンバーたちの準備は始まります。
受付設営や舞台準備etc…リハーサルではプログラムの曲を一通り吹きつつ、確認しつつ、着々と進めていきます。
あら奥さん、今日はなんだかスムーズね。…と思ったらそうは問屋が卸さなかった。
先生から演奏に対する気持ちの持ち方に対してお叱りが!!!
指揮者が、その時振り下ろしたタクトが、全てを決める。
それに合わせて表現し、お客様を魅了する演奏をする。
レベルの高い楽団はやっていることなんですよね。
私もアマチュアなりに精一杯やってるつもりでしたが、やはりプロ目線からするとあまちゃんなのだと痛感。
我が子に毎日キレ散らかしておきながら、自分が叱られるとすんげーメンタルやられます。
豆腐並みの崩れやすさ。にんげんだもの。
こんな揺れる乙女心のまま本番なの?
ざわつく中、団員のYさんとエキストラのMさんがMさん曰く「心のチューニング」をしてくれました。
(分かりやすく言うとフォロー笑)
アマチュア楽団は仕事や育児や介護やその他もろもろ、抱えている事情は十人十色。
そんなみんなの共通点は音楽が好きなこと。
楽器が好きでも様々な事情で楽器を諦めるしかなかった人たちを何人も見てきました。
だからこうやって舞台に立てるのはありがたいことなんですよね。
喝!をパワーに変えて今できることを演奏で表現するしかない!
なんやかんやしながらも開演のベルは鳴る~♪

実際にはベルの前にパーカッションによる幕前演奏というものがあります。
1台のマリンバを入れ替わり立ち替わり複数人で演奏します。パーカッションって見ている側も楽しいし、私個人的には職人の集まりだとおもっています。私だったら入れ替わったら絶対鍵盤見失う自信しかありませんwww

そしてシンフォニックステージの開幕!
・祝典序曲
奏者目線で語ると、最初のファンファーレ。
1曲目の1音目、大きな音でパアーーーンと出すの絶対難しいと思う。
私(sax)はキーを押せばその音が鳴るので、普通に吹く時は音が外れることはあまりないんですよ。
でも金管楽器って的当てみたいにその音をねらって当てにいくって感覚なんですよね。多分。知らんけど。
で、本筋に戻すと、みんな気迫ある!気合入ってる!と思いました。

・交響詩スパルタカス
古代ローマの剣闘士をモチーフにした曲です。ドラマティックな展開、そして変拍子の嵐。
拍をカウントするコツは「トマト、トマト、ナス、ナス」と言葉に置き換えることです。慣れるまでね。
私だけかかな?いや、やってるよね?「いくら、いくら、うに、うに」とか。
この曲は年内にもう一度本番で吹く予定です。練習しなきゃ!

そして学生参加企画。
ここからは指揮者も入れ替わり、「さくらのうた」「海の男たちの歌」と続きます。
それにしても学生さんたちフレッシュ!音がキラキラしてる!うまい!可能性しかない!
若いエキスをいただきました。そして指揮もダイナミック笑。
音楽は緊張と緩和の連続です。
緊張の時と緩和の時の顔が、「551がある時~、ない時~」並みに違うのでとても分かりやすいです。
指揮がですよ。

~休憩~

裏ではコスプレの準備です!
「オカンが言うには色んな楽器が種類ごとに出てきて演奏するんやて」
「それは楽器紹介やろ、まちがいないわ」
「いや、楽器紹介やと思てんけどな、オカンが言うにはコスプレした人が次々に出てくるらしいねん」
「ほな楽器紹介ちがうかー」
いや!それ楽器紹介です!コスプレあり、寸劇あり盛り盛りの楽器紹介!クライマックスには学生さんたちもジャンボリーミッキーを踊ってくれました。

・ドクターズストーリー
医療系ドラマであるコードブルー、仁-JIN-、ドクターXのテーマをメドレーでお届けしました。
私は仁、ドクターXを毎週欠かさず見ていました。
この曲を演奏していると「南方先生、ペニシリンでございます」という綾瀬はるかのセリフをものまねする福田彩乃と、米倉涼子の「私、失敗しないので」が頭に浮かんでしまいます。
名言がでるドラマは劇中曲も印象深いものばかりです。

・3年ぶりのキッズダンス企画!否応なしに盛り上がるマツケンサンバ!
腰元ダンサーズ、マイク持ってるのに歌わない偽マツケン、アンパンマンにバイキンマンも乱入?!
かびるんるんのぽこキッズ。一生懸命に踊る姿が可愛すぎでした。母は涙が出そうでしたよ。

・風の谷のナウシカ
今回の劇団八木は渾身のナウシカ再現!
企画を聞いた時、え?あの世界観をどうやって?
ナウシカ空飛ぶん?あの動物は?王蟲は?巨神兵は?クシャナ殿下は??
と?だらけになりました。
しかし人が沢山あつまればそれだけ色々な特技を持つ人がいるみたいで、大道具、小道具、衣装のほとんどを自分たちで作り、その世界観を再現しました。
お客様にもマツケン棒を振ってもらい、まさに「その者、青き衣をまといて、金色の野に降り立つべし…」のシーンがよみがえりました!もう一回ナウシカのDVD見よ。

・ミラクルショット
普段クラシック系では抑えて吹いているので、saxらしくブリブリ吹きたい。そんな曲。
キレキレのかっこいいソロを次々と繰り出し、私たちも振り付けしながら熱く演奏!

そしてアンコールへ!
学生さんも再び加わり、オーメンズオブラブ、毎年恒例ドラえもんの襖芸とBIGドラちゃん。

はぁ~無事におわった~!
沢山書きましたがまだまだ書ききれない!
色々ありましたが、とても良いコンサートになったと思います。なにより楽しかった!
1年かけて準備してきたものが形になり、無事に舞台に立つ。当たり前のようでそうではないんですよね。
演奏できることに感謝です。
駆け足で振り返りましたがこの辺でお開きに。
メンバーの皆さんお疲れさまでした!
ご来場くださいましたお客様、ありがとうございました。
来れなかった方々も来年お待ちしてますよ~!
来年もお楽しみに~!