3月3日(日)

早いものでもう3月、今日はひな祭りですね。
太陽は出ているけど寒い一日でした。

今日も参加者は少なめでしたが、メンバーの指揮で
【斐伊川に流るるクシナダ姫の涙】の合奏です。
この曲は私が演奏会でやりたい曲に書き続けていた曲でもあり合奏が楽しみでした!

今日の指揮者が『どういう物語なのかを想像しながら演奏すると曲になりやすいよ』と仰っていたので少し調べてみました。

斐伊川とは島根県から鳥取県に流れる川です。
古事記に記されいてる出雲神話「ヤマタノオロチ退治神話」より、物語のヒロイン、クシナダ姫にスポットを当てられて描かれた曲です。

「ヤマタノオロチ退治神話」とは、海の神スサノオノミコトが、クシナダ姫を守る為、八つの頭に八本の尾を持つ大蛇ヤマタノオロチを退治するお話です。

ヤマタノオロチの餌食にされる運命のクシナダ姫が斐伊川で涙を流している時に、スサノオノミコトが現れました。
姫を妻にもらうことを条件にヤマタノオロチを退治してやるといい、姫を櫛に変えて髪の毛に刺してオロチト戦います。
ではどのようにして退治したのか、、、
八つのおけにお酒を注ぎ、八つの頭それぞれがおけに入っていたお酒を飲み、酔っぱらったところをスサノオノミコトが切り刻み、見事に退治し、姫はスサノオノミコトと結婚したそうです。

ちなみに島根県を代表する民俗芸能の一つで神楽というのがあります。
その神楽でヤマタノオロチは今でも受け継がれていますよ。

次に演奏するときには物語をイメージしながら演奏してみたいと思います。

参加者:Fl6 Cl8 Sax5 Horn5 Tp3 Tb6 Perc5